あなたは、家や自分の身の回りの掃除を義務とか楽しくないと感じているタイプですか!?
ちなみに私はお掃除LOVE。

単に汚れやホコリが無くなるというより、自分にとって役目を終えたものを捨てることがなんだか楽しいと感じているんですね。
でもこんな自分にシフトチェンジしたのは、ここ10年程のことです。

『結婚して家庭に入ったから!?』

それも一理あるとは思っています。
けれどお掃除によってポジティブな感覚を得たというのは私に限ったことではなく、その感覚がわかったからこそ掃除をすることが楽しいとか、もっと現実的に人生そのものへの変化を感じている人も少なくないようです。

そこで今回は、お掃除で物を捨てることによって生まれるプラスの効果について考えてみたいと思います。もちろん、私の日常で体感していること、工夫していることも織り交ぜながらご紹介していきますね。

スポンサーリンク

掃除によって生まれる良い事って何?

image002

無駄とわかっているのに手を付けていないもの、無駄かどうかも忘れる位にしまい込まれているものは、それなりのスペースを占領するだけでなく気持ちまで重たくしてしまうものです。

慣れないなりに掃除を始めた頃の私は第1段階で物の移動、第2段階で移動させた物の取捨選択をしていたわけですが、頭の中が取り散らかっていると考える前にスタミナが切れていまい、そのまま元の場所に戻して終わることもしばしば。第2段階の取捨選択で、もの凄く時間を費やすこともありました。

この頃はお掃除LOVEどころか、ただただお掃除が苦手な自分だったんですね・・。

ではその第2段階の取捨選択、つまり物の要・不要がスムーズになるとどういいのか?
参考までに、具体的な世の中のご意見も拾ってみました!
【クラウドワークスでアンケートを実施しました】

【心理的な効果】

  • 適度な生活空間と心の中のゆとりはイコールになる
  • 今まで塞がっていた場所にスペースができると、そこに新しい希望が見いだせる
  • 掃除によって気になっていた場所がクリアになると、頭の中にも考えるスペースができる
  • 自然に笑顔が増えた
  • 心にゆとりができ気持ちが前向きになると、仕事や恋愛もスムーズになる

【物理的な効果】

  • 必要なものが探しやすくなる
  • 日々の掃除がはかどる
  • 無駄な買い物が減る(お金が増えた)

究極、掃除は一切しないという選択肢もありますが現実はそう簡単にいかないものですよね。
掃除をすることによって生まれる良い効果に気付いている人がいる一方で、それに全く無縁な人もいる・・これって少しもったいないような気もします。

実感にピッタリな空白の法則とは

空間

単純な話ですが、掃除をして物が減れば少なからずスペースは生まれます。あなたは、そのスペースに意味を見出したボブ・プロクターなる人物をご存知でしょうか?
彼は数々の自己啓発本を執筆している作家・コンサルタントなのですが、彼の理論では『物を捨てることで現れた空白によって、人にはそれを埋めようとする新たな法則が働く』と説いています。

しかもその新たな法則によって入り込むものは、物に限らず人間関係や仕事・様々な出来事など多種多様なのだとか。
ここであらためて先ほどの【心理的な効果】をご覧ください。

この中には空間・空白・スペース・ゆとりなどのキーワードやニュアンスが含まれていて、同時にそれによって導かれた具体的な現象まで示されていますね。
これってボブ・プロクターが唱えている空白の法則そのものではないでしょうか。

スポンサーリンク

ちなみにこの法則は『You were Born Rich』という彼の著作の最終章に書かれているもので、多くのプラス効果を引き寄せるための空白を積極的に作る意義も教えています。
やっぱり、お掃除でスペースを作るって理にかなっているのかな!?

心理的な云々とかいうと非科学的で根拠がない・・なんて言われそうですが、空白の法則に従って実践してみた人からその後の運気が好転している現象は実際に数多く起こっているようです。

捨てる掃除を成功させるコツ

image004

主婦の日常は忙しくやらなければならないことは山積みで、「掃除」に関しては優先順位の下位になっていくこともしばしば。がんばってきれいをキープしようとすればするほど、逆にドツボにハマっていくこともありますよね・・。

掃除を面倒にしてしまう一因は、無駄の多さ・モノの多さ。これは私も非常に感じているところです。

私の場合は毎日の掃除の目的を“汚れを取ること”から“無駄を出していくこと”にして、単純に要らないものを捨てる作業に集中しているわけですが、これをやり出すと本当に自分がため込んでいるものの多さにビックリ!!
それまでの日常を支えていたものと向き合いお別れする(=捨てる)のは最初こそ勇気のいることですが、『捨てるスキル』は意識的に繰り返すことで確実に上達していくとも思っています。

もちろんいつか使うかも、来年着るかも・・なんて考えていると手は止まるので、「好き・嫌い・迷う」の3つくらいまでに絞り込むのがおすすめです。
ここで嫌いなものとはお別れし、迷うものも期限を決めてさらに細分化していくようにするのがいいですね。

そしてもう一つは、毎日のお掃除の中で捨てる分量を決めること。それは袋1つ分とか一日〇個など、とにかく捨てる習慣づけをするトレーニングだと思ってやればいいんです。
とにかくゲームみたいに楽しんでやることが大切ですよ。
欲張らないでコツコツ続けることも成功のカギです。

これを繰り返していくと、どんどん無駄が見えてくる。無駄の見える化は要・不要の選択を一層スピーディーにしてくれます。もし自分に対する嫌悪感とか反省の気持ちが芽生えても、そこはできるだけ気にしないこと。

それよりもスッキリと片付き、掃除の本題である汚れ落としも簡単になる快適環境を手に入れる方がずっと素晴らしい事です。物を探すストレスが無くなり、必要な時に必要なものを取り出せると心はスッキリ。整理整頓がしやすいのは言うまでもありません。

自分に必要なストックが把握できるようになって同じようなものを買うミスがなくなれば、お金も必然的に留まるようになるのでお財布も多少潤うことに繋がるのですから、やっぱりリアルに空白の法則は存在する!私の実体験としてもそう思います。

まとめ

image005

ここまで捨てる掃除がもたらしてくれる効果についてご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
「掃除」を一括(ひとくく)りにしてしまうと、とても範囲が広く一体何から手をつけていいものやらわからなくなることがありますね。

けれど物に占領されていてはきれいにできるスペースも限られます。ただスライドさせるだけでなく見直していくことも「捨てる」の重要なポイント。
ひと様からの頂き物などそれなりに大切なものもあるでしょうが、あなたにとってそれが心理的に良い効果をもたらしてくれるもの(=好き)かどうか、そこも最終的に捨てるか残すかの境目です。

最期にもう一度、捨てる掃除を成功させるポイントをご紹介しておきましょう・・
・「捨てるスキル」は意識的に繰り返すことで必ず上達する
・いきなり捨てるのに抵抗があるなら「好き・嫌い・迷う」など単純に分けてみる
・「袋1つ分、一日〇個のゲーム感覚で、毎日の捨てる分量を決めて続ける」

先ずは1週間でもいいので「捨てる」に注目した掃除にチャレンジしてみて下さい!

【執筆者 はまねこ さん】

スポンサーリンク