バレンタインが近づくと、あちらもこちらもチョコレートだらけ。日本中がその一大イベント一色になります。
お店のショーケースには、普段にも増してたくさんのチョコレートが並びますが、どれも丁寧に手作りされた芸術品のようで、食べるのがもったいない程に美しいオーラを放ちます。
中でも、よく見かける“ボンボンショコラ”という名前。
なんとなくイメージはできるけれど、そもそも何が違うの?という方も結構いらっしゃるはずです。
ここでは、バレンタインでも人気が高いボンボンショコラの魅力や、自分でできる簡単な作り方の動画などをご紹介します。
手作りが得意な方もそうでない方も、自慢のレパートリーが一つ増えること請け合いです。
ボンボンショコラとは
ボンボンショコラとは、いわゆる一口サイズのチョコレートのこと。語源はフランス語の美味しいという意味の「bon」。これを二つ重ねた言い方が、ボンボンショコラの名前の由来だそうです。
なんともフランス的でおしゃれな言い回しですね。
ちなみに、英語ではチョコレートボンボン、チョコレートの本場ドイツやベルギーではプラリネという呼び方をするようです。
一つ一つの美しさももちろんですが、ボンボンショコラ最大の魅力は、口に入れた時にあります。
一口噛んだ時に中からあふれ出す様々なフレーバー、何といってもこの驚きがボンボンショコラに人気が集まる理由の一つです。
ショコラティエが技を競い合う、ボンボンショコラ。その気になる中身の正体はどんなものでしょうか?
まずは基本的な定番から探っていきます。
ボンボンショコラのおすすめの中身は?
ボンボンショコラの中身、専門的には“センター”というそう。
刻んだチョコレートと生クリームで作るガナッシュは、トロリとした口どけの良さが特徴です。
また、アーモンドやナッツとキャラメルを混ぜてペースト状にしたプラリネ、生のアーモンドと砂糖を元にしたマジパンは、よりねっとりとした食感です。
いずれもボンボンショコラのセンターとしては定番といえるものですが、このほかにもオレンジピールやベリーなどフルーティーな材料や洋酒の香りを纏(まと)わせたものなどもおすすめです。
ボンボンショコラのセンターは、何をどうミックスするかで様々な変化が付けられます。一口で何重もの驚きが感じられるチョコレートと言えそうですね。
手作りするなら、贈る相手をイメージしたフレーバーにするのも、作り手の技の見せ所といったところでしょうか。
さて、ここまでボンボンショコラについての大まかな知識をご紹介してきました。
繊細な味わいや、中からとろける仕組み…… なんだかとても手作りできそうにない!?そんなことはありません。
実はこのボンボンショコラ、簡単な作り方があるんです。
次はそのボンボンショコラの作り方を、詳しい動画を使ってご案内していきます。
簡単!ボンボンショコラの作り方動画を紹介!
ハート型と甘酸っぱいフランボワーズのフレーバーが魅力のボンボンショコラ。
動画の中では、チョコ作りには欠かせないテンパリングの方法についても触れていますよ!
バレンタインに最適ですね♡
テンパリングに関しては下記の記事も参考にしてくださいね!【目次の2番目のテンパリングが重要!?】
➡バレンタインチョコレートお家で子供と一緒に簡単手作りできる?
動画:【スイーツレシピ】フランボワーズのボンボンショコラ The bonbon chocolate
まとめ
ショーケースを彩るボンボンショコラ。“ボンボン”という可愛らしい名前と相まって、毎年新しいフレーバーを求める方も多く、その人気は定着しつつあるようです。
プロにしかできないと思っていた憧れのボンボンショコラが、自宅で簡単に作れるなんて驚きですよね。
でも本当の驚きは、きっとそれを口にしたお相手ではないでしょうか!?
噛んだ瞬間のサプライズは、きっとあなたのお相手を幸せな気持ちにしてくれるはず。手作りのボンボンショコラを囲んで、楽しいひと時が過ごせるといいですね。