2016年12月6日に日本気象協会が
2017年春の花粉飛散予測
を発表しました。
えっ?もう?なんて思わないでくださいね。
花粉症の主な原因となるスギ花粉の
飛散量が決まるのは前年の夏の暑さによる
と言われています。
夏が猛暑だったか冷夏だったか
平年並みだったかでスギの花粉を
蓄える量が違うのだそうです。
前年夏が猛暑であるほど
スギ花粉飛散量が増えます。
「真夏日」とか「猛暑日」とか
天気予報でよく聞いた翌年春は
スギ花粉が多く飛散すると
覚えておくといいかもしれません。
2017年の花粉の量は多い?少ない?【東京】
引用:http://www.tenki.jp/pollen/expectation.html
それでは2017年の
花粉の飛散量は多いのでしょうか?
少ないのでしょうか?
これは花粉症を患う
すべての人が気にすることだと思います。
花粉の飛散量は生死にかかわると
言っても過言ではありません
(少なくとも筆者にとっては)。
日本気象協会のホームページによると、
関東甲信地方の地方概況は
以下のようになっています。
・前シーズン比・・・やや少ない(地方平均値70%)
・例年比・・・やや少ない(地方平均比80%)
2016年の気候は、
気温は高く日照時間は平年並み
降水量は多かったので、
花粉の飛散量は多くなりそうですが、
日照時間が平年並みだったため
「やや少ない」との予測が出たようです。
これは花粉症の人にとっては
喜ばしいことですね!
筆者も「やや安心」
といったところでしょうか。
2017年のピークの時期は?【東京】
引用:http://www.tenki.jp/pollen/expectation.html
関東甲信地方の予測では、
2月10日から2月15日に飛散が
開始される見込みです。
あくまで予測ですので、
重症な花粉症の方は
1月下旬くらいから花粉対策を
始めたほうがよさそうです。
気になるのが
花粉症ピークの時期です。
花粉症の原因となる
花粉の代表格は
スギとヒノキです。
スギの花粉飛散時期は2月~4月、
ヒノキの飛散時期は3月~5月です。
3月4月がスギとヒノキがダブルで
飛散しますので、
ピークはこのころと
思っておいた方がよさそうです。
また、お天気の良いぽかぽかした日や
雨の日の翌日は花粉の飛散量が
増しますので用心をしてくださいね。
暖かい日はピークの時期とは
関係がなく、
気温上昇の予報があったら
万全の備えをしてください。
雨の日は木々は花粉を放出しにくくなるので
少しは楽なのですが、
雨が止むと雨の日休んだ分の
花粉を増量して飛ばしてくるので、
本当に雨の日の翌日は注意です。
こんな増量サービスは要りませんよね。
2017年東京以外の地域で要注意の場所は?
引用:http://www.tenki.jp/pollen/expectation.html
全国の飛散予想をまとめてみましょう。
★北海道(シラカバ)少ない
★東北(スギ・ヒノキ)少ない
★関東・甲信(スギ・ヒノキ)やや少ない
★北陸(スギ・ヒノキ)やや多い
★東海(スギ・ヒノキ)多い
★近畿(スギ・ヒノキ)非常に多い
★中国(スギ・ヒノキ)多い
★四国(スギ・ヒノキ)非常に多い
★九州(スギ・ヒノキ)非常に多い
特に注意が必要なのが、
近畿、四国、九州の3地方です。
前年夏の気温の高さや
日照時間の多さもさることながら、
花粉症の原因となる
スギやヒノキの木が多く
分布していることが原因と考えられます。
花粉症の方は、
花粉症の時期には「多い」となった
地方へはお出かけを
控えたほうがよさそうです。
どうしても、の場合は
ピークを外してお出かけくださいね。
沖縄にはスギの木がないので
花粉飛散予報から外されています。
花粉症だと
飛散ピーク時期は沖縄に
移住を考えたくなりますね。
まとめ
筆者は重度の花粉症なので、
毎年12月ごろに出される
花粉飛散予報が発表されると
必ずチェックします。
毎年の備えとしては
マスクの調達と市販の点鼻薬の大量購入、
そして早めに病院に行き
抗アレルギー注射と
花粉症対策のお薬を処方してもらいます。
花粉飛散時期には
毎日の天気予報にも敏感になります。
雨の日は翌日の事が
怖いですがやっぱりホッとします。
当記事を執筆する際に
とても参考にさせていただいた
日本気象協会では、
tenki.jpアプリを配信しています。
もちろん無料です。
1時間ごとの天気予報と
登録地点の今の気温、
降水確率もわかります。
そしてもちろん花粉の状況も
チェックできますので、
花粉症じゃなくても
とても便利なアプリです。
もしよろしければ使ってみてくださいね。