女の子の健やかな成長を願って祝(いわ)われる桃の節句。
特に初節句ともなると、ひな飾りを贈るのは母方の祖父母とされる風習もあるため、すでに下見中というご家庭もあるはずです。
これに限らず、親せきや友人の立場でお祝いの予定がある方にとっても、かける金額も含め何をどう贈るか意外と悩みますよね。
ということで、今回は桃の節句のお祝いとして喜ばれるプレゼントはどんなものなのか、また一般的な相場も合わせてご紹介していきたいと思います。
お祝いでもらってうれしいものベスト3発表!!
何と言っても主役は子供。しかもこれからどんどん成長していくわけですから、贈る側はそれを前提で品物を選択した方が賢明です。けれど、初節句のお子様に何がいいかとは聞けませんよね。
となれば、やはりそのご両親の満足度も判断材料の一つと考えなければなりません。
一般的な風習とは違い、実際にもらう側ではこんなものが喜ばれているようです。
第3位
髪飾り
少し先にはなりますが、桃の節句と同じく七五三のお祝も女の子にとって特別なものではないでしょうか。親もまた、晴れ着に身を包んだ娘の姿を何かの形で残したいと思うものです。
そんな七五三の晴れ着にプラスできるような、髪飾りをプレゼントしてみるのはどうでしょうか?
今は何でもレンタルできる時代で、必要ではあってもわざわざ購入までには至らないのが髪飾り。それでも、長く使える上質なものをプレゼントされれば喜ばない親はいないと思います。
和装・洋装を問わず使えるような素敵な髪飾りなら、シーンを変えて愛用してもらえるかもしれません。
第2位
ひな人形
これが無くては始まらない!?桃の節句といえば、ひな人形でしょう。
目を奪うような豪華な段飾りから、コンパクトなケース入りまで種類も様々。受け取る側の好みはもちろんですが、何より飾るスペースに配慮した選択が必要なようです。額もそれなりにしますので、最近では父方・母方双方の祖父母がお金を出し合ってプレゼントするパターンも増えているそうですよ。
女の子にとっては、一つ一つ人形を飾っていく楽しみもいいものでしょうが、先を見越せば内裏雛(だいりびな)のみという選択もあります。
例えば陶器ブランドとして有名なリヤドロには内裏雛もあり、金額的にも段飾りと遜色ない逸品です。現代風のモダンなお家にもマッチしますので、おすすめですよ。
第1位
おもちゃ
多くの意味で喜ばれるお祝いの品は、子供が遊べるおもちゃのようです。
中でも知育玩具と呼ばれるような種類は、子供の好奇心をそそり、脳の発育を促してくれるものが多いですよね。子供が小さい頃は特に、ちょっとした時間でも集中して遊んでくれる玩具があると、お母さんも助かります。
幼児用のおもちゃとはいっても、それなりのクオリティーなら値段的にもお祝いのプレゼントとして十分成立します。実用的で喜んでもらえる品物なら、贈る側としても気おくれすることなく安心ですよね。
お祝い金と一緒に、小さなプレゼントとして可愛らしいおもちゃを添えるのもいいでしょう。
桃の節句で何を贈ったらいいのかわからない場合はどうすればいいか?
雛飾りやおもちゃなど一通りの品物は思いつくものの、思わずバッティングしてしまってはいけませんよね。かと言って事前におたずねするような間柄でもない場合だってあります。
そんな時は、必要に応じて相手側が好きに使えるものがいいでしょう。例えば用途の広い商品券やギフトカード、現金や品物を直接贈るのはとちょっと抵抗があるなという場合に重宝します。
祖父母から孫へ渡すプレゼント金額の相場は?
さて話は振り出しに戻りますが、そもそも祖父母がお孫さんのために用意するお祝い金の相場とは、一体どの位なのでしょうか?
大切なお孫さんをお祝いする桃の節句、特に初節句ともなればやはり最低でも5万が相場のようです。中には20万以上は必要とおっしゃる方もありますが、これにはひな人形などの金額も含まってのこと。
先にお話ししたように、最近ではすべてを母方の方で負担するという感覚が薄れつつあり、双方一緒に孫の節句をお祝いするという風潮が一般化しつつあります。何にしても程度ものですから、贈る側も気持ちよく、節度をもったお祝いの仕方が必要と言えそうですね。
まとめ
女児が生まれて最初の桃の節句は、身近な人たちみんなの大切な瞬間です。
礼儀や習慣を重んじる日本的な感覚は残しつつ、みんなが笑顔になれるよう無理のないスマートな贈り方を心がけたいものですね。
この記事があなたのご参考になれば幸いです。