最近は作り置きおかずが人気で、
昔ながらの常備菜も注目されていますよね。
雑誌の特集が組まれレシピ本なども
人気のようですから、
家事と仕事を両立されている
働くママさん達は週末にまとめて作り置き…
なんてことも
増えているのではないでしょうか?
そこで今回は、
まさにこの時期の手仕事として
おすすめの「らっきょうの漬け方」を
ご紹介します。
いくつかのポイントさえ
注意すればお料理が
苦手な方でも大丈夫!
私のお姑さん直伝の
大好評レシピをお教えしますよ!
“らっきょう”ってカレーとかについてくるヤツ?
シャキシャキしておいしいらしいワン。でも手作りって難しそう…。
らっきょう漬けの準備
まずは手作りのらっきょう漬けに
必要な物を揃えてみましょう。
今回のレシピは、
らっきょう1kgに対しての分量になります。
多めに作りたいという方は、
用意するらっきょうに対して
ほかの調味料も調整して下さいね。
・らっきょう
この時期は、泥と根がついた
「泥付きらっきょう」と、
あらかじめ薄皮と根を取り除いた
「洗いらっきょう」の
いずれかが手に入ると思います。
私の経験でいうと、
手間暇かけるお時間があれば泥付き、
最初のステップでモチベーションを
下げたくなければ洗いらっきょうが
良いかなと思います。
例えばお子さんと作業を分担して
楽しみたいなら泥付きOKですが、
たった一人での単純作業は意外と大変!
飽きっぽいタイプには
あんまり向いていないということで、
私はここ数年ずっと
「洗い…」のお世話になっています(笑)
特に根付きの場合は、
買ってから何日も置いておくのはNGです。
さらに根が
伸びてきたりしますのでご注意を‥。
・保存容器
これも季節商品ということで
種類・サイズともに豊富なのが
今なんじゃないでしょうか?
らっきょうが1kgなら、
漬け込む容器の容量は2ℓ欲しいところです。
何か手持ちのもので…とお考えの方は
漬け汁にお酢が入ることを考慮して、
腐食や劣化の心配がない
ガラス・陶器・ホーローなどの素材を選び、
密閉性の高い蓋付きであることを
基準にして下さいね。
初めて使う場合も含め、
容器は必ず鍋で煮沸消毒してから
使いましょう!
※瓶が入る鍋がない時、
煮沸NGの表示がある時などには、
あらかじめ60℃ぐらいのお湯で瓶の中を
温めてから熱湯をかけると、
ガラスが割れるなどの危険も
避けられるようです。
砂糖 250g
塩 60g
お酢 350CC
らっきょう漬け方で
おいしさの鍵を握るのが、
漬け汁のレシピだと思います。
ちなみにお姑(しゅうと)さんが
毎年使っている材料は、
全国どこでも手に入るベーシックな
メーカーのものばかりで、
お酢も普通のミツカン酢です。
私は白砂糖をきび砂糖に変えたり、
黒酢バージョンにしたりとアレンジしますが、
結局は基本に忠実な方がいいのかも…!?
ここは好みが分かれるところかもしれません。
・鷹の爪 一つの瓶に2~3本分
我が家は香辛料強めが好きなので、
鷹の爪は絶対に入れる派です。
ただし、これも好みで
加減されることをおすすめします。
漬け込みまでのステップ
①漬け汁レシピの材料を鍋に入れて沸かす
結構たっぷりの砂糖を使うので、
溶け残りが無いようにしっかり混ぜながら
弱火でじっくり溶かして下さいね。
全てきれいに溶けたらOK。
そのまま冷まして下さい。
②らっきょうの下処理をする
泥付きらっきょう:洗って薄皮と根を取り除きザルにあげる
洗いらっきょう:中には薄皮が残っているものもあるので、軽く洗ってザルにあげる
③保存瓶にらっきょうを移し、冷めた漬け汁を入れる
鷹の爪を入れる時は
この段階がいいと思います。
輪切り・ホールこれもお好みで。
蓋をきっちり閉め、
後はじんわり
漬かってくれるのを待つばかり!
らっきょう漬けの食べごろはいつ?
保存瓶に移した直後は、
らっきょうに対しての漬け汁が
少なく感じるかもしれません。
でもこれから徐々に漬かっていく段階で
馴染んできますのでご安心を。
漬けて1か月後ぐらいからが
おいしく食べられると思いますので、
その間にときどき瓶を回して
漬け汁とらっきょうが
良くなじむようにして下さい。
直接日が当たらず、
極端に高温にならない場所であれば
基本的に1年間は常温OK。
小分けした分を冷蔵庫で保管しておくと、
食べたい時にすぐ食卓に出せて
便利だと思います。
らっきょうの効能効果
今でこそ好きで
食べるようになったらっきょうですが、
私も子どもの頃は
独特の風味が苦手でした。
でも「薬味」という言葉が示すとおり、
酸っぱくてクサいらっきょうにも
実はすごい薬効があるみたいですよ。
アリシン:疲労回復
ジアリルスルフィド:血栓の予防、消化促進
フルクタン:コレステロールを吸着し体外に排出する
これだけ見ると、
らっきょうって大人の食べ物かな
という気がしますね。
でも体にいいとは言え、
食べ過ぎれば
消化促進効果が高まり過ぎて
胸焼け…なんてことにもなるようです。
これらの効果は一日ほんの3粒ほどでも
期待できるそうですから、ほどほどに。
らっきょうで元気をチャージ!
今回は、この季節に出回る新鮮な
らっきょうを使った
漬け方のレシピをご紹介しました。
このレシピ以外でもさまざまな作り方や
漬け汁のレシピがありますし、
すでに「らっきょう酢」として
市販されているものもあります。
何をどう使うかによって家庭の味は
違うはずですが、
それでこそいつ食べても落ち着ける
我が家の味が完成していくのだと思います。
うっとおしいこの時期、
お家の中で取り組める
作り置き常備菜の一品として
お試しくださいね。
容器と材料が揃えば意外とできそう!
家庭の味っていいよなぁ☆