家の中でも365日
必ず使う場所の一つが
トイレですよね。
家族の人数分だけ汚れやすい場所と
言ってもいいのですが、
それだけに主婦の皆さんは
日々のトイレ掃除に
苦戦していらっしゃるのでは
ないでしょうか?
そこで今回は、
このサイトでも度々登場している話題の
万能洗剤、
「オキシクリーン」を使った
トイレ掃除の仕方について
ご紹介したいと思います。
ワタシも含め洗剤の種類ばかりが
増えて持て余している…
なんていう方にも
ぜひお試しいただきたいと思いますので、
どうぞ最後までお付き合い下さいね!
待ってましたオキシクリーン!今日はトイレの掃除に使うの!?
それってペットのトイレにも使えるのか・・・?
まずは準備を整えましょう!
最低でもオキシクリーンの名前くらいは
ご存知という前提で進めておりますが、
ザックリでもおさらいしたいという方は、
まず過去の記事を
参考にしていただくと幸いです。
過去記事
1、オキシクリーンはどんなもの!?効果のある使い方と洗濯する時の注意
2、オキシクリーンで洗濯槽の掃除!?ドラム式ではこんな点に注意が必要
自称お掃除好きとしては、
やみくもに始めるよりもきちんと
準備を整えてから始める方が
効率的だと感じています。
そこでオキシクリーンによる
トイレ掃除の仕方でも、
まず準備を整えるところから
始めていきたいと思います。
・オキシクリーン
・ゴム手袋
・バケツ
・雑巾
・泡立て器
・古新聞
・お湯(50℃程度)
まずここでご用意いただくオキシクリーンですが、
できればアメリカ製のオキシクリーンの方を
おすすめします。
キッチン周りやお洗濯だと
界面活性剤を含んでいない
日本製でもOKですが、
しっかりとしつこい汚れまで
落とすという意味で、
あえて今回はアメリカ製に
こだわってみて下さい。
また、オキシクリーンをしっかりお湯に
溶かすためによく使われている泡立て器ですが、
今後もオキシクリーンをお家の中で
フル回転させるなら、
専用に1本購入されても
いいのではないかと思いますよ。
もちろん100均で十分です☆
オキシクリーンは
塩素系洗剤のように気になるニオイもなく、
肌荒れしにくいものの、
やっぱり直接素手で
触れるのは避けた方がいいですし、
周りに飛び散ったり、
垂れたりなんてことのためにも
古新聞をあらかじめ用意しておくと
意外に役立ったりします。
ではさっそくバケツにお湯と
オキシクリーンを投入し、
泡だて器でしっかり混ぜ混ぜしてから
オキシ液(オキシクリーンの水溶液)
を作りましょう!
オキシクリーンの効果を生かせるお掃除スポット
オキシクリーンの主成分は
一般的な酸素系漂白剤と同じですので、
トイレ掃除においても除菌と漂白という
2つの効果が期待できます。
もっと細かく見ていくと
次のような場所の掃除に効果を
発揮してくれますよ。
・便器内の黒ずみやクスミ、尿石などによる黄ばみ汚れ
・便座についた黄ばみ汚れ
・トイレの壁や床
・タンク内の掃除
便座やフチ裏の黄ばみには、
トイレットペーパーに含ませたオキシ液で
パックすると効果的です。
ガンコな汚れに対しては、
一度に長時間放置というより長くても
1~2時間程度で様子を見ながら
その頻度を上げる方が効果的だと
感じています。
さらに、雑巾にオキシ液を含ませ
固く絞ったら、
床や壁・便器の外回りをきれいに
拭き掃除しましょう。
ゴム手袋を付けていれば、
汚れが付く心配もデリケートな方の肌荒れも
防ぐことができますね。
重曹を使った掃除もそうですが、
中には白っぽい拭き後が残って気になる
という方がいらっしゃいます。
壁面や床の材質にもよりますが、
まずは雑巾を固めに絞ること、
さらに少し薄めにしたオキシ液で
チャレンジするなどしても
いいのではないでしょうか。
そして、最後に残ったオキシ液は
便器内に投入して黒ずみ取りに使います。
いわゆる「オキシ漬け」を
トイレ掃除に応用というわけですから、
すぐに流してしまわず時間を置いた方が
効果は引き出せます。
ワタシはお出かけの前にチャチャっと
掃除して便器内にオキシ液を放置したまま
外出というパターンが多いですね。
帰宅してから流すとピカピカで、
爽快な気分になるのが大好きなんです♡
さて、
忘れてはいけない
タンク内の掃除ですが、
これについては一連のトイレ掃除の仕方とは
別で考えた方が良さそうです。
というのも、
日常的にフタを開けて確認している
ご家庭でもない限り、
ハンパない汚れが蓄積している
可能性大なのがトイレのタンクだからです。
オキシクリーンに出会う前のワタシも、
重曹をタンク内に投入するなどの方法で
カバーしていたのですが、
それでもよっぽどルーティンにしない限り
汚れは溜(た)まるものだと
半(なか)ばあきらめていたくらいです。
ではオキシクリーンを使った
トイレタンクの掃除の仕方をご紹介します。
①トイレの止水栓を閉める
これによって新しい水が
タンク内に流れ込むのを防ぎます。
②オキシ液を作る
タンク内の水でさらに薄まり、
温度も下がることを考慮して、
タンクの掃除に使うオキシ液は
60℃程度の熱めのお湯で
濃く作るのがポイントです。
粉の溶け残りがないように
注意してスタンバイして下さい。
③タンク内の水を抜く
水の抜き具合は重要です。
まずは現在の水位がわかるように
何らかのマーキングをされておくと
いいと思います。
アメリカ製のオキシクリーンは
泡立つ特徴がありますので、
それを想定した上で
残った水+新たに投入するオキシ液の量を
加減して下さいね。
④オキシ液を投入して放置
ここでの放置時間も、
まずは2時間程度で様子を見て下さい。
オキシクリーンの泡(あわ)が汚れを分解して
ユルユルになっていたら
一度拭き取るなどして汚れの再付着を
防止された方がいいと思います。
あとはタンク内の汚れた水を流し、
止水栓を元に戻して完成です。
こびりついた尿石には強力なパートナーを追加!
黄ばみ・黒ずみ・臭いなど
トイレにありがちな汚れを撃退できる
オキシクリーンですが、
しつこい尿石にお悩みのご家庭では
もうひと手間プラスして
お掃除されることをおすすめします。
トイレの尿石というのは
尿に含まれる成分が徐々に
結晶化してできたもの。
一度固まってしまうとなかなか落ちにくいので、
さらなる汚れの蓄積(ちくせき)を招いてしまう
という悪循環にもなります。
そこでオキシクリーンを活かして
尿石汚れに対抗するために、
クエン酸とのダブル使いを
試してみてください。
酸素系漂白剤であるオキシクリーンは
クエン酸と混ざっても有害物質などは
発生せず、むしろお掃除効果は
アップします。
また尿石取りの専用洗剤より
臭いや刺激も少ないので掃除が
苦にならないと思いますよ。
私はスプレーボトルに水200ml+小さじ2杯の
クエン酸を溶かしたクエン酸水を
作っていますが、
パッケージに記載された推奨濃度を
参考に増減してください。
尿石が特に気になる部分というのは、
便器の前側のフチ裏。
旧式の便座ほど凹凸が多くて
汚れが付きやすいようですね。
クエン酸スプレーは
尿石が付いた部分にたっぷり
吹き付けましょう。
タイミングとしては残ったオキシ液を
便器内に投入する前!
溜まった尿石汚れを取るお掃除は
スペシャルメニューと心得て、
2時間程度放置した後に
ブラシでこするなども必要かと思います。
毎日は無理でも定期的に繰り返していけば
頑固な尿石も落ちやすく変化
していきますので、
根気よく取り組んでみましょうね。
効果を最大限に生かしたいならココに注意!
各項目を読みながらお気づきになった点も
あるかと思いますが、
オキシクリーンが持つ特徴を
最大限に生かすための
トイレ掃除の仕方、
そこに役立つポイントを
おさらいしておきましょう。
ポイント2:粉末を溶かす際は50℃程度のお湯を使ってしっかり溶かす
ポイント3:ゴム手袋を付ける
ポイント4:拭き掃除のときは雑巾を固めに絞り、水分を残さないようにしっかり拭き取る
ポイント5:トイレタンクの掃除には60℃程度の熱めのお湯で濃いオキシ液を作る
トイレの仕様が
それぞれのご家庭で異なるように、
そのお掃除の仕方にも細かな指定が
されていることもあります。
念のため取り扱い説明書なども確認の上、
無理のない範囲で安全な場所から
進められることをおすすめします。
トイレ掃除が楽チンになる工夫を
今回は、
オキシクリーンを使ったトイレ掃除の仕方と
そこに役立つポイントをご紹介しました。
汚れとイヤなニオイ取りにも
効果を発揮してくれる
オキシクリーンですから、
冒頭でシロちゃんが質問してくれた
ペット用トイレのお掃除にも
もちろん活用できます。
家族の一員として、
人間もペットも清潔なトイレ環境で
過ごすために、
ぜひこちらも役立ててみて下さいね。
使い方を正しく知れば、
オキシクリーンの使い方は
グンと広がります。
あなたの家事も
チョッと一工夫でもっと快適になりますよ!
私たちのトイレもオキシクリーンできれいにできるんだね♡
オキシクリーンはペットと飼い主さんをつなぐエチケットアイテムになりそうだワン!