こんなセロリ料理はいかが？茎も葉も残さない！食卓を彩るレシピ3選

独特の香りと歯ごたえが自慢のセロリ。オシャレなイメージに反してこのクセが気になって食べられないという方もいらっしゃいますよね。私の住む街はセロリの産地。
旬を迎えるとどこからともなくセロリの芳香が漂って、次はどんなお料理作ろうかな・・そんな気持ちにさせてくれるものです。

今回は、セロリの葉も茎も使いきれるお料理レシピをご紹介します。生よりも食べやすく、あと1品欲しいな・・という時の常備菜としてもおすすめですよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

シロ

クンクン、何だこのニオイ・・。鼻が曲がりそうだワン。

クロ

シロちゃんそれはセロリ。生でも過熱しても美味しい野菜よ！　

シロ

　えー！？食べれるの？

クロ

今日のテーマはセロリを丸ごと使った料理だって。楽しみだニャ～。

セロリを丸ごと頂けるおすすめレシピ3選

ただ食感がいいだけでなく、体にもいいのがセロリの特徴です。
高い抗酸化作用をもち、アンチエイジングや美肌の強い味方として知られているβカロテンは、セロリの葉の部分に多く含まれる成分。

葉は茎に比べ香りが強いので、肉などの臭み消しとして利用されていることは多いはずですが、それでも何となく余って捨ててしまいがちな部分ですよね。油との相性抜群で炒め物などにすると吸収力が高まるβカロテンの特性を生かして、ここでは油を上手に組み合わせたレシピで構成しています。いずれも目安は4人分ですので適宜調整して下さい。

◆セロリとじゃこの和風炒め

材料

・葉つきのセロリ2～3本（全体で400ｇ程度）
・ちりめんじゃこ（適量）
・かつお節　1パック（約5ｇ）
☆薄口しょうゆ　大さじ1
☆みりん　　　　大さじ1
☆砂糖　　　　　小さじ1
・ごま油（適量）
・白いりごま（適量）
・塩（分量外）

作り方

①鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を一つまみ入れる。
②セロリの葉をさっとくぐらせ、冷水にさらす。水気を固く絞ったら、ざく切りにしておく。　
③セロリの茎は斜めに薄切り。
④熱したフライパンにごま油をひいて茎・じゃこ・葉の順に炒め、かつお節を加える。
⑤☆の調味料を加えてさっと絡ませる。
⑥器に盛って白いりごまをかけたら完成！

◆エビとセロリのかき揚げ

材料

・葉つきのセロリ2本
・エビ　冷凍の小エビ（または乾物の桜エビ50ｇでもＯＫです。）
・コーン（お好みで）
衣　
市販のてんぷら粉を利用して、表示通りに衣を作ると失敗がありません。
・小麦粉（分量外）
・揚げ油

作り方

①セロリは葉ごと刻んで水気をきる。
②ボウルにセロリ・えび・コーンを入れ小麦粉少々を全体にまぶす。
③別のボウルで衣を作り、②のを加えて混ぜる。
④揚げ油の温度は１８０℃で、具はスプーンですくって入れると簡単です。程よいキツネ色になったら完成！
　
※レモンや粉山椒などお好みの味でどうぞ。

◆セロリとウインナーのポトフ

材料

・葉つきのセロリ3本
・キャベツ　３枚
・玉ねぎ　　中１個
・ウインナー５本（お好みで増減して下さい）
・ニンジン　1/2本
・固形コンソメ　２個
・おろしニンニク　小さじ1/2
・オリーブオイル
・塩コショウ（適宜）
・水

作り方

①セロリの葉はざく切り。茎は食べやすい大きさの斜め切りにする。
②キャベツ・玉ねぎ・ニンジンはそれぞれ一口大に揃える。
③大きめのウインナーなら半分に、食べやすい大きさで準備。
④鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、火をつける。香りが立ったら野菜を投入して軽く炒める。
⑤水500～600ｃｃとコンソメを入れる。

※野菜からの水分もあるので水は加減して下さい。

⑥沸騰したらウインナーを入れる。
⑦塩コショウで味を整えて完成！

※お好みで粉チーズをトッピングしてもコクがプラスされ美味しいです。