5月の第2日曜日といえば「母の日」。ちなみに2017年は5月14日がその日にあたります。
1年に1回だけのこの日、お母さんのお誕生日とはまた違って、日ごろの感謝を伝えたい日でもありますね。
例えば『手作りで何かプレゼントできないかな!?』
今回は、そんなあなたの素朴な疑問にお答えする情報を集めてみました。
母の日のプレゼント、定番はやはりカーネーション!?
母の日といえば何と言ってもイメージされるのが、赤いカーネーション。
カーネーションの花言葉には“純粋な愛情”とか“感動”などの意味があるようです。
今では一般化したこの風習、事の始まりは20世紀初頭のアメリカで実際にあった、こんなエピソードです。
無くなった母の命日に追悼式を開いた女性が、祭壇に生前母が好きだった白いカーネーションの花を手向けたのだそうです。そして式に参列した人々へ1輪ずつ配り、亡き母を一緒に偲(しの)んだのだとか。母への恩恵にあふれたこの行為が噂を呼び、いつしかこの日が「母の日」として一般にも広まっていったと言います。
さらに時代と共に移り変わりながら、母親への感謝や愛を表すものの象徴として赤いカーネーションを贈るというのが定番となったようです。
母の日そのものは世界各国に存在し、日本で本格的に広まったのは大正時代からと言われています。
最近の日本ではカーネーションだけに限らずバラや季節の花を贈る人も増えていて、ここ数年で特に人気なのが鉢花。その中でもアジサイは育て方が簡単で、長く楽しめる鉢物としておすすめとか。
“一家団欒(いっかだんらん)”という花ことばも、アジサイが選ばれる理由の一つなのでしょう。
花以外で喜ばれる手作りで簡単な物とは?
さて、お花は確かに美しく母の日を象徴するプレゼントのようでもあります。けれど今回のメインは手作り!しかも簡単に作れるというのがポイントですから、そこに重点をおいてさらにリサーチしてみました。
次の3つは特別なスキルの必要もなく、手作り初心者にもやさしい入門編としておすすめしたいものです。
・お母さんの似顔絵
・家族(または子供たち)の写真入りフォトフレーム
・クッキーなどのお菓子
似顔絵は、お絵かきをできるようになった小さなお子さんから作れそうですし、木や金属を使わずに作れるフォトフレームだってあります。中学生くらいになればスイーツ作りも楽しみながら進めることができそうですよね。
母の日のプレゼントになりそうな手作りの品物。簡単でよりリーズナブルにするなら、材料の調達は100均がおすすめのようですよ!
例えばフォトフレーム、すでに形となったものにプラスして飾りを付ければ、簡単でいながらもオリジナル感が増し、立派なプレゼントが出来上がるような気がします。
生花でなくても、折り紙でカーネーションを作っても素敵。みんなで協力すれば手作りの花束だって作れそうです。
工作動画です。ぜひ参考にしてくださいね!
手作りしたいけどお金がないという場合は、行動で!?
けれど日ごろからお小遣いを大切に使っているお子さんなどは、少しの出費だって節約したいですよね。
手作りのプレゼントはしたい、でもお金はあまりかけられない。そんな時は「品物」にこだわらず、気持ちをそのまま行動に移すというプレゼントも素敵だと思います。
【肩たたき券】や【お掃除する券】など、そうやって束の間の休息をお母さんにプレゼントするのです。
『それで大丈夫!?』なんて心配はいりません。常にいくつもの仕事を同時進行しているお母さんですから、その一つでも誰かに代わってもらえるなら、こんなに嬉しい事はないと思いますよ。
まとめ
ある調査結果によれば、「母の日」に何らかのプレゼントをする人の割合は全体の51%だったそうです。
さらにこの結果は、一年を通じて様々なお祝い事がある中でも3番目に高かったのだとか。
やっぱりみんな、『お母さん大好き!』それが実証されている証拠ですね。
高価なだけが良いプレゼントとは限りません。
お母さんを心から愛し、大切に感じる気持ちが込められていれば、あなたの『ありがとう』が素敵な手作りプレゼントに早変わりするかもしれませんね。