今年のゴールデンウイーク、あなたはもう何か予定していることはありますか!?
もしまとまったお休みが取れるのなら、是非おすすめしたいイベントが福岡で開催されますよ!
その名も『博多どんたく港まつり』です。
連休中ということもありますが、参加者・見物客の多さでは日本一とも言われる程の博多どんたく港まつり。
今回は、その見どころや日程についてご紹介したいと思います。
『2017博多どんたく港まつり』の気になる日程は?
博多どんたく港まつりは、毎年5月の3日・4日の2日間行われます。
年々盛り上がるこのお祭りは、福岡市民の祭りという枠を超え、遠くは海外からも大勢の人たちがこの祭り目がけてやって来るほどの人気ぶり。実に今年で56回目を迎えます。
とにかくこの2日間は福岡市全体がお祭りムード一色。
改めて日程をまとめると次のようになります。気になるアクセスに関する情報も合わせてご確認くださいね。
場所 :福岡市各所
お問い合わせ:福岡市民の祭り振興会(9:00~17:00、土日祝日休)
福岡市博多区博多駅前2-9-28 地下1F
tel:092-441-1170
fax:092-441-8557
空からのアクセス:福岡空港到着後、最寄りの博多空港駅より博多駅までは5分。
※JRまたは新幹線をご利用の場合も博多駅で下車。基本的に市内中心部に交通規制がかかりますので近隣から向かわれる場合も、自動車よりJRの方が便利です。
『2017博多どんたく港まつり』の見どころは?
さて、GW中の賑やかな博多の街、博多どんたく港まつりを120%楽しむためには、その見どころを知っておく必要がありますよね。
次はその見どころについて触れてみます。
地元では“どんたく”として親しまれているこのお祭りは、今から遡(さかのぼ)ること800年以上前、室町時代の“博多松囃(はかたまつばやし)”に起源があると言われています。
また、“どんたく”とはオランダ語で休日を意味する言葉、Zondag(ゾンターク)が語源。その意味するところそのままに、お休みの日を祝う気持ちを表現するお祭りとして定着しているのです。
期間中は、それぞれに趣向をこらした衣装に身を包んだ参加者であふれ、博多の街の至る所でこのお祭りに関連したイベントが行われます。
その中で最も大きなメイン会場となるのが、明治通りの「どんたく広場」。
また博多の玄関、JR博多駅前一帯は「どんたくストリート」としてパレードや踊りの路上ステージとなります。もちろんこれ以外にも、市内の至る所に設けられた「演舞台」と呼ばれるステージ演目も必見。とにかく博多どんたく港まつりの期間中は、2日間の日程すべてを使っても足りないくらいの楽しさが随所で味わえるのです。
どんたく=踊りというイメージも強いのですが、なんと海の玄関、博多港もこのときは特別。
「どんたくクルーズ」と題したイベントは、ナイトクルーズやレストラン船でいただく創作フレンチ、さらに博多仁和加(はかたにわか)など目だけでなく食でも満足させてくれる楽しいイベントが目白押しなんです!
博多仁和加(はかたにわか)って何?
博多仁和加(はかたにわか)とは、福岡市指定無形民俗文化財で郷土芸能の一種です。今風に言えば、コントみたいなものでしょうか。
この博多仁和加(はかたにわか)の起源は、諸説あるそうですが、一説には、大河ドラマの主人公にもなった黒田官兵衛や息子の黒田長政が、普段主君である殿様に対する悪口をわざと言わして藩政に活かしたというところから、生まれたとか!?
どんなものか一度は、見てみたい方は、ぜひ『博多どんたく』に行ってくださいね。
フィナーレは『総踊り』!?
博多どんたく港まつりは、参加して・見て・応援して楽しむお祭り。
その最も華やかでスケールの大きなメインといえば、2日目の4日に行われる「総踊り」!
テーマごと、団体ごとに趣向をこらした踊りの列は、手作りならではの個性派やアニメのキャラクター、民族衣装などなど、日本一と言われる所以はこれか!という程にとにかく賑やかです。
2日間を通じて参加する人の数は延べ200万人以上、参加する団体としても200を超えるといいます。
踊りはちょっと苦手というなら、とにかく見て回るだけでも気分がウキウキしてくるはず。そのうち自然と体が動き出せば、それも博多どんたくの醍醐味。総踊りは飛び入り参加もOKです!!
まとめ
日本には数々のお祭りがありますが、これだけの規模と参加人数を有するお祭りは他にありません。
博多っ子の気質と人情が繋ぐ伝統のお祭り、『博多どんたく港まつり』。
是非とも日程を合わせて、愉快でハッピーな最高のお祭りを一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?