この春小学校に入学するお子様をお持ちのご家庭はもちろん、新学期は子供の身の回り品の買い替え時でもあります。

例えば筆箱は、子供たちの学校生活に欠かすことのできないマストアイテムです。

特に女の子のご家庭では、『子供の好みがうるさくて結構大変…。』そんな声も聞こえてくるのですが、実際の所はどうなのでしょうか!?

そこで今回は、これから購入を考えているという方必見!!今どき小学生の筆箱事情を探ります。

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小学生の女の子・筆箱ランキングベスト3と番外編

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学校によっては、生徒の持ち物に細かい指定を設けているところも珍しくありません。

一番大事な筆記用具に関してもしかりで、小学生の場合は鉛筆の本数や消しゴム・定規など、学年によっても揃えるべきものが違ってきます。

中でも低学年の間は、子供が準備したものをさらに親が確認するというワンクッションも必要とされます。

親も子もわかりやすくて使いやすい!そんな筆箱ランキング、女の子に選ばれているベスト3はこちらです!

第3位
マグネット開閉式

1年生を中心に最初の筆箱として選ばれているのが、蓋がマグネットになっているタイプ。

ランキングでは、絵柄というよりその頑丈な形状が注目されているようです。落としても中身がバラバラになりにくく、まずは持ち物の整理・整頓という学習をしていく低学年にはベストな筆箱でもあるようですね。

筆箱の中に収めるべきアイテムを、きちんと整理できる独立した仕切りがあるだけでなく、鉛筆削り付きなど多機能な点も特徴です。

第2位
キャラクターの絵柄

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女の子は、やっぱりキュートなキャラクターに目がありません。ランキング上位では、ディズニーやサンリオなどファンシー路線が根強い人気です。

ただ残念なことに、派手なデコレーションが付いたものやキャラクター系は、学校での制限にかかりやすいタイプでもあります。

ルールに従って準備することは大切ですから、購入の前によく確認することをお忘れなく。

第1位
シンプルだけど可愛いらしいモチーフ付き

『それってどんなの!?』と思われるかもしれませんが、結局のところ派手すぎない無地のスタンダードタイプが一番ということのようです。

それでも女の子ならば、どこかにカワイイ要素が欲しいですよね。

そういった意味で実際によく選ばれているものが、レースやリボンのプリントが施されている筆箱や、より実用的なニーズに合わせ、イラストではなく人気のキャラクターを型押しで表現した筆箱です。

番外編

これらのランキング以外にも、ファスナー開閉のキャンバス地や缶ペンケースも売れ筋。

また、シンプルであっても色選びで個性が出せる筆箱も多く、女の子ピンクからパープル系の色味に興味を惹かれるようですよ。

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全般に、男の子より女の子向けの筆箱が圧倒的に種類・色ともに豊富なように感じます。

両面開きの筆箱ってどうなの?

さて、ランキング3位のマグネット開閉式に代表される筆箱には、大きく分けると「片面開き」と「両面開き」があります。

親の立場では『単純に鉛筆がたくさん入る両面開きが良いのでは‥?』そんな考えも不思議ではありませんよね。でも実は、これにも賛否両論あり!もう少し詳しくリサーチしてみると、初めこそ両面開きのいわゆる筆箱を使っていた小学生も、学年が進むにつれ徐々にファスナー式に移行していく傾向にあるようです。

理由は、形状がしっかりしている分、種類によってはコンパスやネームペンなど高さのあるものが収まり切れなくなるという物理的なことと、徐々に芽生えてくる自分らしさの表現というのもあるようです。

学校ごとの見解もまちまちですが、小学生の間はできるだけ授業に集中できるように、手遊びの原因となるキャラクターやオシャレ性重視の文具は控えて欲しいというのが本音のようです。

学校側の…といえばもう一つ。

低学年ではシャーペンを禁止している学校が多い事、ご存知でしょうか!?

小学校低学年の間はシャーペン禁止!?

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先ほどもご紹介したように、鉛筆の本数・濃さなど細かい決まりはいろいろあるようで、低学年を中心に“学校ではシャーペンを使わないこと”という話もよく耳にします。

なぜ低学年ではダメなのか、理由を大きくまとめてみました。

・低学年(1~3年生ごろ)までは、まず字をしっかり書くための適度な筆圧を覚えることが重要。
・筆圧が安定しない低学年にとっては、芯が折れやすいシャーペンは不向き。
・低学年では、分解して遊んだり、ノック音が気になって授業に集中できない生徒もいる。

分かるような気はしますが、これ以外にも生徒間の格差を生むといった大人の事情とも取れる理由もゼロではないようです。確かに女の子向けのシャーペンには、華やかな飾りが付いていたりしますから、持っている、いないなどで起こるトラブルを防ぎたいという側面もあるのでしょう。

シャーペンが一般化してきたのは1960年代以降と言いますから、その頃は確かに高級な文具であったはず。その名残りということなのでしょうか!?

まとめ

筆箱

筆箱というアイテムが小学生の必需品となって久しいようですが、改めて自分の小学校時代を思い出せば、確か最初の筆箱はマグネット式だったように思います。

新しく始まる学びの世界、その第一の扉が筆箱を開ける瞬間だったかもしれません。

あなたの周りのお子さんが開く扉は一体どんなものなのでしょうか?

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