食品をはじめ家の中の
こまごまとした小物を整理するのに
便利なジップロック。

あなたのご家庭ではどんな使い方を
されているでしょうか?

今回は、ジップロックシリーズの中でも
特に電子レンジに適したタッパーに注目し、
正しく使いこなすためのヒントを
ご紹介したいと思います。

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ジップロック®とは

ジップロック(Ziploc®)は
プラスチック製の袋にファスナーを付けて
密閉性を保てるほか、
冷凍・解凍・加熱などに
対応するお役立ちグッズ。

アメリカ発のブランドで、
日本では旭化成ホームプロダクツが
販売元となっています。

世界中でその名前や存在が知られている
理由のひとつは、
プラスチック製品に含まれる有害物質(BPA)
に対する基準を厳しく定め、
誰もが手に取りやすい日用品に
「BPAフリー」という付加価値を
つけている点でしょう。

ジップロックはホームセンターや
ドラッグストアでの取り扱いがあって
買い足しも自由自在。

わずか数百円で安全性が見込めれば、
表示がいまひとつ曖昧な商品と
どちらがいいのか答えは出そうですよね。
今までなんとなくジップロックを
使っていた…という方も
ジップロックのメリットを
再認識して選んで欲しいなと思います。

保存容器のBPAに関する内容はこちらの記事も参考にしてください

冷凍保存の容器は使い勝手と安全性が重要!オススメの逸品はコレだ

クロクロ

ジップロック=袋のイメージが強いけど、タッパーにはどんな種類があるの?

ジップロックで揃うタッパーの種類

ジップロックで揃うタッパーの種類
※公式サイトより引用

袋タイプより長持ちして活用の幅も広いのが
ジップロックのタッパーで、
同ブランドのカテゴリーでは「コンテナー」
または「スクリューロック」と呼ばれています。

シロシロ

2つの種類は何が違う?

                      

★ジップロックコンテナーの特徴

・四角い形状でフタつき
・サイズ違いで全6型
・重ねれば保管のスペースもそれほど取らない
・一般的なタッパーより薄くて軽くフタの溝も洗いやすい
・フタを被せて真ん中を押すといい感じに空気が抜け、ピタッと密閉できる(ワンプレスロック)

あえて私なりにマイナス面を挙げるなら、
コンテナーは使っているうちに
フタが割れやすくなるという点でしょうか…。

フタのみ購入できないかと探ってみましたが
公式では扱われておらず、
「メルカリ」で出品されているのを見て
驚いたことがあります。

▲スクリューロックの特徴

スクリューロックの特徴

・コンテナーよりやや厚みのある素材で丸型
・フタを回転させて開け閉めする仕様
・汁気の多いものの保存に向いている
・空き容器は重ねて保管できる

2種類のタッパーは冷蔵庫の中でも
積み重ねができるので見た目はスッキリ。

改めて別容器に移さなくても
そのまま電子レンジへ運べるという快適さは
ありがたいです。

またSNSなどを見るとジップロックの袋を
使った調理法も多く紹介されていますが、
公式サイトの情報で
電子レンジによる加熱調理が推奨されているのは、
コンテナーとスクリューロックだけ!

実際の使用例があるので
絶対にNGとは言えませんが、
使用状況によって途中で袋が
破損する恐れは十分に考えられるので
注意が必要です。

ジップロックのタッパーを電子レンジで使うポイント

ジップロックのタッパーを電子レンジで使うポイント

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プラスチック製の容器に含まれる有害物質は、
直接食品に触れたり加熱によって
温められたりすることでも影響が大きくなる。

そう聞けば電子レンジを使った加熱調理に
適した安全性の高いタッパーが
必要なことは言うまでもありませんね。

しかし仮にジップロックであっても
適切な使い方をしなければ、
調理の失敗や電子レンジの破損を
招く恐れもあることに要注意です。

そこで、ジップロックを快適に活用するための
ポイントを4つご紹介しておきます。

ポイント
ポイント1. 加熱調理には袋でなくコンテナーかスクリューロックを使う
ポイント2. 食品を加熱する際は必ずフタをずらしてのせる
ポイント3. 1回の調理時間は600W・5分程度に留め、一度様子を見てから再加熱すること(オート機能などは基本的に使わないのがおすすめ)
ポイント4. 下ごしらえと味付けの2ステップにする

以上は、いずれも私自身の失敗から
学んだことです。

いくら電子レンジに対応するタッパーでも
5分以上加熱し続けることは
避けた方が無難ですし、
うっかりフタを閉めたまま使ったことで
中の食品が飛び散ってしまった…なんて
ハプニングも経験しました。

高性能な電子レンジにはさまざまな情報を
見極めるシステムが搭載されているものの、
とにかく放置は危険かなと思っています。

また材料と調味料を一度に入れて
調理する方法もありますが、
私は調味料を後入れする派です。

特に野菜などは蒸されて水分が出ますので、
水っぽい仕上がりを防ぐためにも様子を見て
味付けする方が良いみたいですよ!

パパッと完成!ジップロックのタッパー×電子レンジの簡単レシピ

どこに行ってもお買い得な食材で、
物足りない献立にプラスできる
おすすめレシピをご紹介します。
使うタッパーはジップロックコンテナーです!

【もやしのナムル】2~3人分

材料

●もやし 1袋(200g)※ひげ根のないものがおすすめ
●ニンニクチューブ 2㎝
●ショウガチューブ 2㎝
●白すりゴマ    大さじ1強
●ダシダ(韓国風だしの素)小さじ1
●ごま油     大さじ1
●お好みで塩コショウ

作り方

①もやしはサッと洗って水切りしてからコンテナーに入れる
②コンテナーの蓋をずらして被せ、600Wの電子レンジで3分加熱
③やけどしないよう注意して取り出し余分な水分は捨てる
※フタのすきまから水分を振り出すようにするといい
④熱いうちに、ゴマ油・ダシダ・ニンニク・ショウガをあえる
⑤調味料が全体になじんだら、さらに白すりゴマを加えてざっくり混ぜる

もやしのナムル

                                              
短時間で作れるお助けメニューですが、
①の工程でニンジンや絹さやの千切りなんかを
一緒に入れてもきれいですよ!
電子レンジで加熱後の水分をしっかり切ると、
翌日でも水っぽさは
あまり気にならないと思います。

コンテナーごと冷蔵庫に保管してくださいね。

家事をラクにしながら健康にも気を配りましょう!

家事をラクにしながら健康にも気を配りましょう!

今回は、ジップロックの中でも
電子レンジ調理におすすめのタッパーについて
ご紹介しました。

キッチンでよく使っているアイテムも、
ふとしたきっかけで使い方に疑問を
感じてしまうことってありますよね。

ジップロックの種類が
豊富に用意されていることも用途によって
ベストな使い方ができるよう
工夫された結果ですから、
それを理解しつつ使いこなすことが
必要かなと思います。

健康へのリスクを減らし、
元気な毎日を過ごしていきたいですね。

クロクロ

ジップロックのタッパーって保存に調理にいろいろ使えるんだねエ。

シロシロ

使い方のコツを知って安全に使って欲しいワン!

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