『七夕飾りをできるだけ簡単にできる作品って何!?』
と感じているあなたに向けて今回はご紹介したいと思います。
かくいうわたくしも、七夕飾りで代表的な作品といいますか、飾りってなんだろうと疑問だったので興味しんしんです。
調査した結果、代表的なものが6つありました。
★くす玉
★天の川
★織姫・彦星
★ちょうちん
★星
★短冊
今回の記事では、『天の川』と『短冊』の詳しい作り方をご紹介しますのでお楽しみくださいね。
★くす玉に関してはこちらに詳しい記事
➡七夕飾りの作り方をご紹介!折り紙で本格くす玉を作って飾ろう
★織姫・彦星に関してはこちらに詳しい記事
➡七夕飾りの主役である織姫・彦星を折り紙で作る方法
★星に関してはこちらに詳しい記事
➡【七夕飾り用】人気のキラ☆キラ星を折り紙で簡単に作る折り方
それでは、今回は簡単な作業の中にハサミも使いながら、また新しい七夕飾りをご紹介してみたいと思います。
梅雨がやってきたこともあり、室内で過ごす時間を利用してチャレンジしていただけると嬉しいです!
【七夕飾り】簡単に折り紙で作れる折り方の代表的な作品をご紹介しますね
ではさっそく今回のメイン。
折り紙で簡単に作れる七夕飾りの中から、“短冊”と“天の川”をご紹介していきます!
折り方というよりも、紙を細長く切るだけのものと考えていた短冊が、実はちょっとした工夫でもっと可愛く・素敵になることを発見。
そこで折り紙で作れる、ラブリーな「ハートの短冊」の作り方をご紹介します。
●準備するもの:15cm×15cmの一般的な折り紙 1枚
まずは私も参考にさせて頂いた動画で、手順のイメージをつかんでくださいね!
約3分くらいの動画なので気軽に見てください。
かわいいハート♥型の短冊ができますよ!
※画像内の白抜きは折り線のガイドです。
短冊
①色の付いた面を内側にして三角に折ります。
②1回開いて折り紙をタテ半分に折ります。
③もう一度開いて今度はヨコ半分に折ります。
④色の面を出して広げるとこんな感じ。
⑤点線に向かって内側に折る。
⑥反対側も同じように折ります。
⑦一度開いたら、ガイドで示した印を中心にして折り線を倒していきます。
⑧袋の上半分が小さな三角になるよう、折り返します。
⑨点線に従って両側を外向きに折り返します。
➉折り返した部分を一旦戻し、青で囲んだ三角の部分を立ち上げます。
角度を変えるとこんな感じです。
⑫反対側も同じ要領で三角の立ちあがりを作ります。
⑬点線を基準にして内側に折ります。
左右の幅が均等になるよう、反対側も内側に。
⑭裏返します。
⑮上の三角形を折り返すようにして手前に引っ張ります。
ハート♡の原型が見えてきましたか!?
⑯囲んだ4カ所を内側に折り込んで丸みを出します。
⑰ハートの短冊の完成です!!
さらにもう一つは、折り紙で作る天の川。
子供のころに作った経験があるという方も多いのではないでしょうか!?こちらは何と言っても広げる時の感覚がたまりませんよね(笑)。
では、折り紙1枚とハサミをご用意ください。
天の川
①折り紙の色面を外側にして半分に折ります。
②さらにもう一回半分に折ります。
ここでハサミの登場!
③等間隔(約1cmきざみ)で下から上に、切り込みを入れていきます。
④上下をひっくり返したら、③で入れた切り目の幅半分を目安に切り込みをいれていきます。
ここでもハサミは下から上に入れます。切り離してしまわないように注意しましょうね!
⑤上下ともハサミを入れ終わるとこんな感じ。
⑥折り紙を破らないよう丁寧に開いたら、最後に両端を引っ張ります。
折り紙で作る天の川の完成です!!
さて、動画のほうもご紹介しておきますね。
こちらの動画も約3分ぐらいなので
気軽にみてくださいね。
わあーこれが折り紙の天の川!?私は初めてみた!
折って切っただけなのにすごいワン!!
1歳くらいの子ができるもの!?
今回ご紹介した2つの七夕飾り。
ご紹介した手順は上手く伝わったでしょうか!?
家族で楽しむ七夕なら、作品のクオリティーよりもみんなでいかに楽しく作っていくかも重要だと考えます。
『うちはまだ子供が小さいから・・』
とおっしゃるなら、部分的に折り紙を押さえてもらう、またはただ半分に折るだけといったことでもいいのではないでしょうか!?
特に2つ目の天の川などは開いて見せると初めての子供はビックリ!
ハサミで切るところまでを大人がやって、あとは遊んでもらうくらいの覚悟でたくさん用意されるといいかもしれません。
最終的に大半の作業はお母さんの仕事になってしまうかもしれませんが、それでも子供さんの満足度は十分なはず。
兄弟がいらっしゃるなら、ハサミやのり付けだっていけるかもしれません。
飽きてしまうのも小さなお子さんにはありがちですが、それでも参加することに異議あり。
是非お手伝いをさせてあげて下さいね。
七夕飾り飾り用の竹ってどうするの?
さて、折り紙で七夕飾りを作っていくのはいいけれど、実際に飾り付けをするための笹をどうするのか・・!?
そもそも笹と竹って何が一緒で何が違うの!?という方がいらっしゃるかもしれませんが、このふたつ基本的にはほぼ同じもの。
竹の方がより大きく成長するので、飾り付けするにも見栄えの点でも、七夕飾りに向いていると言えるかもしれませんね。
とはいっても、日本には地域的に大きな竹が生えない場所もあるようです。
特に北海道などは、七夕飾りに使うものと言ったら柳が一般的なのだとか。
確かに笹の感じと柳のしなやかさって似ていますし、比較的簡単に入手できるところが重宝されているのかもしれませんね。
柳は春の樹木ですが、春の訪れが遅い北海道なら、おそらく6月以降くらいが美しい時期。
そういう事もあってか、北海道地方では新暦の8月7日を七夕として祝う風習もあるようです。
ちなみに、あちらでは「ロウソクもらい」の行事として親しまれている様子。
ロクソクが貴重な品であった時代に、子供たちが家々を回ってお祭り用のロウソクを集めて周ったというのがその始まりのようですが・・ところ変われば七夕のスタイルもいろいろで面白いですね。
まとめ
七夕飾りに必要な飾り物は、地域性や時代の流れも手伝って意外と幅が広いものの、今回ご紹介した“短冊”が省略されることはあまりないようです。
短冊には書いた願い事の成就だけでなく、字の上達を祈願する意味も含まれているようです。
そういった面でも、これから字を覚え始める小さなお子様と一緒に、七夕飾りの折り紙を楽しんでいただけたらと思います。
今年はどんなお願いごとをしようかな~
願い事もいいけど、まずは腹ごしらえしないとワン
もう、シロったら、せっかくの七夕の雰囲気が台無し~