「職場ではプライベートを話したくない」
これはかつて会社勤めをしていた頃の私です。
ちょっとドライすぎて周りからは
浮いていたかもしれないな…と
思っていましたが、
意外と同じような考えをお持ちの人は
多いようですね。
また話好きが高じて
厄介(やっかい)な人間関係に悩まされ、
いちいち自分のプライベートを持ち出される…。
どうすればいいのか、
上手(うま)い断り方すら
わからないという人もいると知りました。
そこで今回は、
私のように職場でプライベートを
話す必要なしと考える人の意見から、
しつこく聞かれて困っている場合の
対処策を探ってみます。
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自分が話したから相手も当然だろって勘違いする人も
職場の人にプライベートを話したくないのはワガママ?
「同じ職場なんだから、なんでも腹を割って話そう!」
こういった発言を
完全否定する気はありませんが、
同じ職場だからといって
なんでもオープンにしなければならない義務は
ありません。
話したくないのであれば
話さないでOK…だと私は思います。
ただし、悪意のない相手を
無駄に傷つけたり逆ギレされたりするのは
避(さ)けたいですね。
職場の中で特にメリットもないような
プライベート話が災(わざわ)いしないように、
まずはあなたの話を聞きたい
相手の心理をつかんでおきましょう。
相手はなぜ他人のプライベートな話を聞きたがるのか?
職場でプライベートな話を
引き出したい相手は、
次のようなことを
考えているのではないでしょうか。
互いの距離をもっと縮めたい
職場でプライベートな話に及ぶというのは、
・そもそも近いデスクに座っている
・共有する時間が長い
といった環境があるはずです。
相手は自分の存在をオープンにすることで
あなたの興味(きょうみ)を惹(ひ)き、
仕事にも有益な状況をつくり出したいと
思っている可能性があります。
自分だけが知っている…という特別感
いわゆる「お世話好き」に
多いタイプだと思いますが、
相手に寄り添う姿勢を見せておいて
何でも聞きだすのがうまい人は
職場に必ずいます。
相手が自分より年下であっても
決して威圧的(いあつてき)な態度は
見せないので、
思わず口を滑(すべ)らせてしまう恐れのある
要注意人物ということもできます。
残念なことに、このパターンで知り得た情報は
100%に近い確率で周りに漏(も)らして
しまう人でもあるので、
こちらが機転を利かせて
上手く逃げる方法を使うべきだと思います。
職場でプライベートを話したくない人にすすめたい心構え
ガードを緩(ゆる)くしてしまったら、
付け込まれる可能性は大です。
男女を問わず社会人として
モジモジした煮え切らない態度も
見せたくないはずなので、
普段から意思をはっきりさせておくことが
重要なのではないでしょうか。
冗談ぽくいえる相手なら、
「私の口からは申し上げられません」とか
「内緒でーす!」の一点張りでも構いません。
何事も最後まで貫き通せば効力があります。
また話のきっかけを絶(た)つという意味では、
飲み会などの集まりにも極力参加しないという
手段もあります。
何度断っても懲(こ)りない相手には、
「むしろ倍返しで相手が嫌になるほどの質問や難問を投げかける」、
「本当に○○さんは攻めますねぇ」
などといった返しも効果的です。
シチュエーションごとにこんな対処策もあり!
絶対話したくないけれど
冗談では交わせない相手だったとしたら、
次のような断り方を試してみては
いかがでしょうか?
ここで紹介する方法は、
私が実践して効果のあったやり方も
盛り込んでいますので、
シチュエーションに応じて
お使いいただければ幸いです。
住まいのことを聞かれたら…
本当に実家暮らしならストレートに答えましょう。
「何事も今のところ親任せで…」くらいに
言っておけばある程度
切り抜けることができます。
気を付けるべきは所有しているマンションや
一戸建てがある人なので、
深く知られたくない、
周りに言いふらされることを避けたいなら
グレードなどは教えないよう注意しましょう。
「うらやましい~」などといいながら、
裏ではしっかり嫉妬心(しっとしん)を
燃やされることの方が怖いです。
家族やパートナーのことを聞かれたら…
パートナーや家族の話題も、
人によっては嫉妬(しっと)されたり
誤解されたりで話していいことばかりでは
ありません。
職種や学校など具体的な内容には触れず、
その場を離れるなどして
話題を変えるのがいいでしょう。
LINEなどのSNSをやっているか聞かれたら…
「何も使っていません」
で済まされるなら
それに越したことはありませんが、
職場の連絡手段のひとつとして
LINEのグループに参加する必要が
ある場合などは、正直厳しいですよね。
それでもできるだけ個人的なつながりは
持たないようにしないと、
ツールが違うだけでプライベートを
話すのと同じになってしまいます。
ひとつ間違えば世界中に
自分の情報が漏(も)れ出てしまう
ことにもなるので、
十分注意しておきたい部分です。
趣味嗜好について聞かれたら…
この点も具体的に答えないのが一番です。
休日や時間外の動きを察して
先手を打たれる場合もあるので、
適当に答える場合は
男性社会にありがちなゴルフ、
最近ではフィットネス系も
極力控えるのが無難でしょう。
公私の区別をつけられる環境がベスト
今回は、職場で自分のプライベートを
話したくないと思う人におすすめの断り方を
紹介しました。
情報社会は、実際の会話より
はるかに早く秘密が漏(も)れる
恐ろしい世の中ですね。
人付き合いの一環(いっかん)とはいえ
何をどこまで公開していいのかわからない…
というケースも多いでしょうが、
職場では自分でしっかり公私の区別をして
他人と付き合っていくと
いいのではないでしょうか。
自分の線引きがあいまいだと、
結局はおせっかいな誰かに
プライベートを物色されて
しまうかもしれません。
話す機会が少なくても分かり合える職場っていいよね。
話したら結局は自己責任だって覚悟がいるワン!