個人賠償責任保険という言葉を聞いて
ピンとくるのは、

普段からトラブルに対する備えが万全な方や、
小学生以上の子供を持つご家庭なのでは
ないかと思います。

我が家も遅ればせながら、
個人賠償責任保険に加入したばかり…。

子供が自転車で中学校に
通い始めることをきっかけに、
この保険の重要度を再確認したところです。

「個人賠償責任」という
重々しい名前が付いていて、
実際どんなことに役立つのか
気になる人は多いはずですよね。

そこで今回は個人賠償責任保険の
特徴や補償の内容、加入方法などについて
私の体験をもとにご紹介します。

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個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険は、
日常生活の中で起こる
さまざまなトラブルに備える保険です。

将来的な病気や手術などに
備える保険と違い、
自分が他者に与えた
損害についての賠償金
や、

弁護士への費用等
サポートしてくれるのが
こちらの保険のポイント!

手ごろな掛け金で加入できるにもかかわらず、
いざというときに力を発揮してくれる
庶民の味方的な役割も担っていると思います。

適用される一例をご紹介するので
参考にしてくださいね。

◆個人賠償責任保険の適用例

自転車事故

●外でキャッチボールをしていて他人の車にキズを付けた
●飼い犬が散歩中に他人に噛みついてケガをさせた
●子どもが友達と遊んでいてゲーム機を壊した
●買い物の途中で陳列棚の商品を破損した
●自転車でぶつかり他人や物に損害を与えた

クロクロ

逆に個人賠償責任保険で対応できないことってあるの?

庶民の味方でもできること、
できないことはあります。

個人賠償責任保険で適用にならないのは
次のようなケースです。

下向きの⇩

◆個人賠償責任保険が適用されない例

保険除外

●他人からの預かり物、借り物に対しての賠償
●スポーツ中の事故
●所有している自動車の使用・管理の途中で発生した事故
●地震・噴火・津波などの自然災害

これらは一例ですが、
それぞれに対応する保険は別にあります。

あくまでも個人賠償責任保険の範囲では
ありませんよ…ということなので
勘違いのないように!

シロシロ

子どもだけじゃなく、大人だって十分に関係しそうなトラブルばっかりだね。家族でも個別で加入する必要があるの?

個人賠償責任保険は家族で入れる保険です。
当然ですが子供の責任は
親にかかってくるので、

父親か母親のいずれかが代表になって
加入すれば問題なし。
複数人の子どもさんがいるご家庭でも
個別に入る必要はないとのことです。

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シロシロ

便利だけど安い金額で加入できるってホント?

個人賠償責任保険は安価な掛け金で補償は手厚い

個人賠償責任保険は安価な掛け金で補償は手厚い

我が家で加入したのは、
補償額3億円

にもかかわらず
月額の保険料は140円でした。

保険は高いと思い込んでいたので、
正直この額でいいの?という感じ。

すでに加入済みの都道府県民共済に
追加する形だったのですが、
これ以外にも自動車保険や火災保険等の
特約として用意されているケースもあるそうです。

すでに何らかの保険に加入されている人は、
内容を点検してから手続きするといいですね。

似てるけど、ちょっと違う個人賠償責任特約と自転車傷害特約

似てるけど、ちょっと違う個人賠償責任特約と自転車傷害特約

自転車も車並みに罰則が
設けられる世の中になり、
「自転車傷害特約」という名前も
脚光を浴びています。

学校や自治体のお知らせで
内容を知る機会もありますが、

今回ご紹介している
個人賠償責任の特約と似ていて
間違いやすいので、
少し触れておきたいと思います。

◆自転車傷害特約とは

自転車傷害特約とは

★自転車に乗っている際の事故で
自分が死傷した場合、または歩行中に
他人の自転車とぶつかり
自分がケガした場合の補償。

ただし、適用となるのは
死亡・後遺障害・入院の場合で、
通院のみなら補償されないことに注意。

★自転車に関係する事故で
自分が被害を受けた際の保険である

子供が自転車に乗り出した時に
役立つ補償としては同じでも、
被害者か加害者かで分かれるのが、
この2つの特約です。

ちなみに個人賠償責任保険に入れば
自転車傷害特約の内容もカバーできるので、
加入前にチェックして
重複を避けるのがいいみたいですよ。

いずれの保険もWEBで
簡単に手続きできますが、
専門用語が並ぶ説明書は
理解に苦しむことがあります。

私もそうでしたが、
最寄りの窓口に出向いて説明を受けたり、
すでに加入済みの保険担当者に
確認したりするのが
確実で安心できる加入の方法だと思います。

また複数加入で賠償額が
増えるものではないので、
重複はかえって無駄になることも
知っておきたいですね。

個人賠償責任保険で子供の未来を支えよう!

個人賠償責任保険で子供の未来を支えよう!

今回は大切な子供のためにも知っておきたい、
個人賠償責任保険についてご紹介しました。

平和そうな日常でも
トラブルや事故を100%避けられないし、
誰も予測がつきません。

意図しなくても
他人を傷つけてしまう可能性を考えると、
備えはやっぱり重要ですよね。

重い後遺症や死亡に対して3億円という額が
果たして妥当かどうかわかりませんが、
関わった人たちの未来が
光を失わないためには大切な気がします。

この記事をお読みになったあなたも、
この機会に本格的な検討を
されてみてはいかがでしょうか。

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