肌着とは下着のこと？その答えから導き出されるカラダ想いの使い方

「肌着と下着の違いなんて今まで
そんなこと考えてもみなかった…！」

そんなあなたの日常で、
この二つはどういった使われ方を
しているのでしょうか？

『肌着』と聞いて、
私なら赤ちゃんのことが一番に
イメージされますし、

ちょっぴりご年配の方が
身に付けられるものといった感覚も
捨てきれません。

では『下着』はどうかと言われると、
これはいわゆるインナーもしくは
ランジェリー的な意味合いで
受け取っています。

正直なところ、
どっちがどうなのかわかりづらいですよね。

そこで今回は、
肌着と下着の違いや実際での使われ方、
また迷うことの多い赤ちゃん肌着に
関する疑問にも触れていきたいと思います。

肌着と下着の違いとは

まずは一般的常識として
定義づけられている二つの違いを
みてみましょう。

 ◆肌着の定義 
　・衛生上肌の上に直接着るもの
　・体形を美しく見せるために着るもの
　・身だしなみやエチケットとして着るもの

 ◆下着の定義 
　・保温性を高めるために着るもの
　・清潔を保つための下着以外に身に着けるもの
　

整理すると、
下着というのはあくまでも
上着の下に着る衣類を指すものであって
ランジェリーとは一線を画し、
必要によっては
肌着→下着→上着の順で重ねるというのが
一般的な定義に沿った
身に着け方になるようです。

…ここまで見ただけでも、
まず私が考えていた肌着と下着は
全く真逆のものであることが
わかりました。

ランジェリー的な意味合いのものが肌着で、
結局ブラジャーやショーツも
肌着の一部に該当するんですねェ。

でも何となくしっくりこないのは、
その呼び名のせい！？
なのかもしれません。（笑）

肌着のヘビーユーザーは赤ちゃん

確かによーく考えてみると、
田舎のおばあちゃんたちが肌着のことを
「肌じゅばん」などと
称していたことを思い出します。

でも、そんなご高齢の方々にあっても
今は温かさを求めてヒートテックを
着られる世の中ですから、
肌着を純粋に肌着として着る年齢層は、
おそらく新生児からの数年間が
妥当のような気がしてしまいます。

では、肌着のヘビーユーザーとも言える
赤ちゃん層では一体いつまでこれを
肌着として用いるのか、

実は以外にもこの疑問を解決できないでいる
ママさんたちが多いことを知りました。

これは、下着・肌着の概念が
理解できていると
かなりクリアになる問題ですが、
そもそも着せるべきか
どうかから考え出すと、
これまた意見が入り乱れて
いるのも確かです。

そこで、私なりの見解として
肌着と赤ちゃんとのベストな
付き合い方をまとめてみたいと思います。

◆赤ちゃんにおすすめの肌着の使い方

・外からの刺激に弱い新生児の場合、肌を保護する目的で肌着を身に着けさせる
・夏場は肌着1枚で涼しく快適に過ごさせる
・冬場はオールインワンか上下が分かれるセパレートタイプがおすすめ
・一般的な赤ちゃん肌着から下着的なものにシフトするのは、オムツがパンツ式に変わるタイミングで！

小さな体に成人と同じ数の汗腺を持つ
赤ちゃんは想像以上に汗っかきです。

私の経験上、着せすぎて失敗することも
多かったのですが、育児書によっては
「大人より1枚少なく着せましょう！」
ってアドバイスされていることも
ありますよね。

地域性にもよりますが、
基本的にこれは正解だと思います。

また、動きが激しくなってくると
より汗をかく機会も増えるので、
ひもで結ぶタイプの多い赤ちゃん肌着より、
頭からスポットかぶせたり、
下から履かせることのできる
下着が活躍します。
　　　　　　　　　　　　　　　

体をいたわる肌着はこの素材がおすすめ

体の内部から分泌される汗などを吸収し、
外的な汚れから肌を保護する意味でも、
現代人に肌着は必要な衣類だと思います。

肌に直接つけるものだからこそ、
できるだけ健康効果の高い素材で
身につけたいということで、
肌着として特におすすめの素材は、
やっぱり「綿」なんだそうですよ。

ほかの天然素材ではシルクも
人気がありますが、
価格的にも手に入りやすく日常的な
手入れも簡単だということで、
老若男女を問わず綿素材の肌着で
決まりということですね☆

肌着の役割を理解して快適に

今回は、「肌着とは」をテーマに
お届けしましたがいかがだったでしょうか？

実際に私も目からウロコの定義が存在し、
子供が赤ちゃんだった頃の記憶をたどる
良い機会にもなりました。

服の下に肌着を身に着けるというのは
なんだか野暮ったいように感じますが、
その役割や機能を知れば、
きちんと身に着ける方がいいと
私なりに結論付けています。

洗いざらしのコットンというのは
確かに気持ちのいいものです。

クタクタになる前に
いつも清潔な肌着を着て、
快適な日常を過ごしていきたいものですね。